健康寿命を長くしよう

健康寿命を長くしよう

日本では寿命が伸びて、長生きする人が増えています。でも、寿命と健康寿命は違います。長生きできるようになって、介護の問題なども日本では大きな課題となってきました。では、高齢者の健康寿命について、考えてみましょう。

 

健康寿命とは?

健康寿命の関心が高まったのは、2000年ごろからです。WHOが健康寿命を提唱しました。健康寿命とは、健康で日常生活を制限されることがなく、生活が送れる期間のことをさします。つまり、介護なども必要がなく、自分一人で何不自由なく体が動かせる状態、という意味です。平均寿命の場合は、介護が必要な状態、一人では生活が出来ないような状態でも、生存している期間のことをさしています。健康寿命と平均寿命は、似ているようで全く違うものなのです。2013年に調査をした際、健康寿命と平均寿命の差は、男性が約9年、女性は約12年でした。

 

平均寿命だけが長くなっていっても、健康寿命が長くならないとどうなっていくでしょうか?どんどんと介護が必要な人が増えていってしまい、医療費なども多くかかるようになります。各家庭の負担が増えるのも当然ですが、日本全体の負担も増えていってしまいます。

 

健康寿命を伸ばす方法

健康で元気に過ごせる期間は、できるだけ長い方がいい…とはいっても、高齢になると病気のリスクなども高まります。場合によっては、ちょっとしたことで骨折などをして、その後行動が制限されるようになった、など…いろいろなリスクが高まる年代なのです。だからこそ、健康寿命を伸ばすためには、自分でできることから始めていかなくてはなりません。

 

どんな方法で健康寿命を伸ばすことができるか、というと、基本的なことですが元気に毎日を過ごすことです。高齢になると、仕事を退職してから趣味もそれほどなく、どんどんと家にこもりがちになる人も増えます。ゆっくりのんびり過ごせる日々は幸せですが、だからといって何もせずに過ごす、というのは身体にとってはあまりよくありません。運動をして、楽しいと思えることにチャレンジして、時にはドキドキワクワクするような気持になる…というのが理想ではないでしょうか。

 

毎日を充実させることを考えてみましょう。自分がやってみたかった趣味に挑戦してみるのがおすすめです。もし趣味がなかなか見つからない、というのであれば、定年後でもできる仕事を探す、などもいいですね。仕事が趣味だった人は、働くことで若々しく毎日を過ごせるはずです。